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ラッピング車両は意外と手間がかかる?

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鉄道ファンだけでなく、ラッピング車両は多くの人の目をひきつけます。企業・公共機関などとのコラボラッピング、人気アニメキャラクターのラッピング、地域の魅力を伝えるラッピング…などなど、ラッピング車両は多種多彩で、期間限定でラッピングされています。お金がかかりますが、多くの人に見てもらうことが出来るので、その効果は大きいと言われています。さて、そんなラッピング車両ですが、実は意外と手間がかかります。

ラッピング車両は制約が多い

鉄道各社で行われているラッピング車両は広告です。広告主がお金を払って鉄道車両にラッピングしてもらいます。「走る広告」とも言えます。ラッピング車両はアニメとタイアップしている叡山電鉄が有名ですね。私が住んでいる京成沿線では、京成は余りラッピングしませんが、直通先の京急は、企業タイアップのラッピング車両が時々出てきます。そんなラッピング車両、じつは制約が多いのです。大きくはこの2つ。

  • 走行する自治体すべての制約をクリアする必要がある
  • ラッピングスペースと掲載期間

では、それぞれ簡単に説明します。

 

走行する自治体すべての制約をクリアする必要がある

ラッピング車両は屋外広告物条例に記載されている基準をクリアする必要があります。例えば、京成電鉄の車両が走行する千葉県の屋外広告物条例の場合、「鉄道車両及び自動車を利用する広告物等」に基準が記載されています。ちょっと難しいので簡単に説明すると、次の2つです。

  • 車両1両あたりに掲載する広告は表面積の10分の3以下だよ
  • 窓やガラスには貼ったらだめだよ
  • 景観にそぐわないものはだめだよ
  • 信号や道路標識と見間違うものはだめだよ

などなど。これが千葉県の基準です。実際に走行する市町村にも基準があり、基本的には都道府県の基準に沿って、市町村の基準が定められています。そして、走行する全ての市町村に申請を出して許可されたら、初めてラッピング車両を走らせることが出来ます。相互直通している場合も直通先の市町村の許可となるため、長距離を走る車両はラッピング車両を走るために非常に手間がかかるのです。

詳しいことが気になる人は千葉県の屋外広告物条例を見てみて下さい。

 

ラッピングスペースと掲載期間

ラッピング車両にラッピングする場合、ラッピング出来るスペースと、掲載期間(ラッピング車両が走行出来る期間)も屋外広告物条例で定められています。

 

ラッピングスペースの制限

先述していますが、京成電鉄が走る千葉県の場合、車両1両あたりにラッピング出来るスペースは、車体の表面積の10分の3以下です。自治体によってはラッピングのスペースが10分の1以下だったりします。このラッピングスペースの制限は、景観保護によるものが大きいです。過剰なラッピングが走ることによる、沿線景観との調和が取れなくなることを防ぐための制限となります。

都道府県や市町村によってはガイドライン上にラッピングの例のイラストがあったり、1つのラッピングの寸法が決まっていたりと、ラッピングスペースを細かく規定するところもあります。

 

掲載期間

ラッピング車両は期間限定という場合がほとんどです。と言うのも、ラッピング期間が定められています。京成電鉄が走る千葉県の場合、「鉄道車両又は自動車を利用する広告物」に関する「許可の有効期間の基準」は「1年以内であること。」と定められています。極論を言えば、広告主が「5年くらい掲載したい」と言っても、千葉県では1年以内までしか掲載出来ません。これは上限の場合です。広告主のお金も無限では無いので、1年間ずっと掲載することは近年では見かけません。

 

また、ラッピング車両の走行を市町村に申請する時に掲載期間もあわせて申請する必要もあります。掲載期間を過ぎてラッピング車両を走らせることは出来ません。掲載期間が短いと、ラッピングを行ってからラッピングを剥がすという手間も発生しますので、気軽に短いサイクルで連続でラッピングすることは鉄道会社によって手間となります。

 

編集後記

多くの人に人気なラッピング車両ですが、ラッピング作業だけでなく、走行する地方自治体の色々な制限をクリアして初めて走行することが出来ます。「もっとラッピング車両を走らせればいいのに…」と思いますが、意外に手間ひまがかかっているため、そんなに頻繁には走らせることが出来ません。もし、ラッピング車両を見かけたら、この記事を思い出して頂ければと思います。

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