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スカイライナーはスカイツリーにたどり着けない

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筆者撮影:スカイライナーとスカイツリー(右奥)

スカイライナーは「スカイ」という名称がついていますが、同じ「スカイ」とついているスカイツリーには行けません。スカイツリーのある押上も人気観光地で空港輸送の需要もあるはずなのに、スカイライナーは押上には行けないのです。

「押上くらいならワンチャン…」と思う方もいらっしゃると思いますので、スカイライナーがスカイツリー(押上)に行けない理由を解説します。

スカイライナーの運行範囲

スカイライナーは京成上野駅から成田空港駅間を運行しています。スカイライナーの種類は「スカイライナー」「モーニングライナー」「イブニングライナー」の3種類が定期運行、「シティーライナー」が不定期運行(大晦日・元旦の終夜運転、正月三が日、成田山新勝寺の初詣輸送など)です。経路は「スカイライナー」は成田スカイアクセス線経由、その他は京成本線経由です。

 

「スカイ」ライナーは「スカイ」ツリーに行けない

前段でも述べていますが、スカイライナーの運行範囲は京成上野から成田空港間です。色々あって京成押上線には入りません。というか、入れません。都営浅草線内に入れないからです。

2019年に京成トラベルサービスが開催したイベント「京成スカイライナーミステリーツアー」で八広駅まで入線したこと(乗降なし)はありますが、押上駅までは来たことがありません。

京成 スカイライナーミステリーツアー

「押上は1・4番線が京成所有だから、頑張ったら行けるのでは?」と考えられますが、そうそう簡単には入れないのです。押上に入れないのには、いくつか要因があります。

 

車両

2020年現在、スカイライナーの使用車両は2代目AE形で、京成のフラッグシップトレインの位置づけです。以前、「スカイライナーが羽田空港まで走れない理由」と記事をしたためました。そこにも書いてあるので、重複になるかもしれないですが、スカイライナーは都営浅草線に入れません。何故なら「貫通扉が無いから」です。細かい理由は他にもあります(車体全長や機器などの理由)が、貫通扉が無いため、地下鉄線内である都営浅草線に入れないため、京急線まで到達できません。

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「押上駅までだったら貫通扉を見逃してあげましょう」と都営浅草線が押上まで許可したとしても、他の問題があります。

 

設備

スカイライナーに乗車するにはライナー券が必要です。その為には、ライナー券が購入可能な設備が必要です。スカイライナーに乗車したことがある方は分かると思いますが、駅でライナー券を購入するためには、ライナー券用の自動券売機で購入するか、ライナー券発売カウンターで購入するかの2択です。旅行代理店でのチケット購入やチケットレスサービスもありますが、自動券売機と発売カウンターは必要になるでしょう。

さて、自動券売機については押上駅の改札内外のどこかに設置すれば大丈夫でしょう。しかしながら、発売カウンターは簡単に作ることは出来ません。押上駅はスカイライナーの発着前提で建設されたわけではないので、スペースも確保していません。

 

人員

スカイライナーを運行させるには人員が必要です。先述した発売カウンターに人員を配置する必要がありますが、車内清掃スタッフや、スカイライナー運行に伴う駅員の増員も必要となります。車両と設備を用意して、入線したとしても、スカイライナーのための人員の配置は避けられません。

清掃スタッフやカウンタースタッフを配置して人員が増えることで雇用は増えると思いますが、駅員を増やすとなると駅員の育成も必要となります。「他の駅から引っ張って来たら良いのでは?」という意見もあるかもしれませんが、鉄道業界は人材不足に悩まされているため、そう簡単に駅員を増やせるものではありません。

運転しと車掌も押上入線のために人員を割かなければなりません。現状だと京成上野と成田空港にスカイライナーのための運転士と車掌を配置していますが、加えて押上駅にもとなると、現行の人員配置に加えて運転士と車掌を増やす必要があります。駅員より増やすのは難しいでしょう。

 

ダイヤ

おそらく一番難しいハードルだと思います。京成は京急・都営浅草線・北総線とともに4者相互乗り入れを行っています。 スカイライナーを増やして京成だけダイヤ変更というのは不可能です。本線・成田スカイアクセス線でのスカイライナー増発なら、ダイヤの影響はまだ抑えられますが、押上駅に停車となると、そう簡単にはいきません。

そもそも、スカイライナーが入ることによって、現状のダイヤが維持できない可能性があります。京急・都営浅草線が共用している泉岳寺駅みたいに押し返し前提のダイヤを組む必要がありますが、現状のダイヤでは押上駅折り返しがほぼありません。そのまま泉岳寺・羽田方面、青砥高砂方面ともにほぼ全てが直通していきます。

 

編集後記

押上駅はスカイツリーが開業して以来、国内外の観光客の人気スポットなので、スカイライナーが入って来たら、利用見込みは結構あると思います(主観)。ですが、色々とハードルが高く、現状ではスカイライナーが押上に入るのは不可能に近いです。押上入線の声が出てきたとしても、難しいでしょう。であれば、現状の青砥停車のスカイライナーを増やし、押上線と接続して押上方面の人員輸送の頻度を上げるということが妥当なのかもしれません。

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