休日なのに電車の撮影に行けないので、非常にもやもやしています。「そう言えば!」という具合に都合よく思いつきました。私の家には本がまあまああるので、読んで面白かった本を紹介しようかなと思います。
今日の1冊
今日は『私鉄特急の謎 思わず乗ってみたくなる「名・珍列車」大全』(イースト新書Q)の紹介です。
紹介書籍の目次は以下です。
- 第1章 東武鉄道―「デラックスロマンスカー」から「スペーシア」へ
- 第2章 西武鉄道―「レッドアロー」のゆったり空間を継承した「ラビュー」
- 第3章 京成電鉄―「スカイライナー」で成田空港へ
- 第4章 小田急電鉄―「ロマンスカー」は進化する
- 第5章 京王電鉄―特急で高尾山へ、京王ライナーで多摩へ
- 第6章 東急電鉄―渋谷から横浜・中華街を特急で結ぶ
- 第7章 相模鉄道―最後発の大手私鉄が仕掛ける新戦略
- 第8章 京浜急行電鉄―三浦半島を「快特」で楽しむ
- 第9章 名古屋鉄道―セントレアには「ミュースカイ」がよく似合う
- 第10章 京阪電気鉄道―「テレビカー」は消えても「おもてなし」精神は消えない
- 第11章 阪急電鉄―創業者・小林一三の精神を受け継ぐ乗客サービス
- 第12章 阪神電気鉄道―特急にもタイガースの旗が
- 第13章 近畿日本鉄道―私鉄最大の路線網と特急網
- 第14章 南海電気鉄道―斬新なデザインの「ラピート」、勾配に強い「こうや」
- 第15章 西日本鉄道―九州最大の私鉄路線を特急で
こんな感じに大手私鉄の特急列車を特集した新書です。大手私鉄メインなのでJRがありません。あと、特急車両を持たない東京メトロも記載されていないです。
サクッと紹介
ヒトコトで紹介すると、大手私鉄各車の特急列車・車両についての特集新書です。各社の歴史、特急列車・車両の成り立ち、車両や路線の特徴、現況・展望などがコンパクトにまとまっていて、読みやすい1冊です。最初から最後まで読み通しても良いですが、気になる鉄道会社や特急から読み始めることが出来る構成なので、鉄道初心者にもオススメです。
また、小さいお子様でも読みやすいと思います。筆者が読んで、
- フリガナ多め(駅名とか難しい漢字にフリガナがある)
- 写真多め
- 内容がシンプル(サクサク読める)
- どの章からでも読める(好きな鉄道だけ読むのもアリ)
という印象でした。サクサク読めますが、概論・概説系の本が好きな方は少し物足りないかもしれないですね。ライトに読みたい方向けですね。
コンパクトにまとめつつも、ツボを押さえている
特急列車を「通勤」「観光」という二つの観点で解説し、要点をコンパクトにまとめていて、サクサク読めます。忙しい方なら、隙間時間とかに読むのが良いかもしれません。
私が個人的に勉強になったのが、阪急電鉄嵐山線の単線についてでした。元々は複線だった嵐山線ですが、戦時中に金属供出を行ったため単線化し、嵐山駅のホームは6面5線から3面2線に変わった経緯があるということです。確かに、嵐山線に乗った時に「線路が片側に寄ってるなあ」と毎度思ってました。阪急については結構知っていましたが、嵐山線が単線化された経緯は知らなかったですね。勉強になります。
編集後記
書評記事初回でした。こんな感じで読んで面白かった本を紹介していきたいと思います。もし、オススメの本があったら教えて下さい♪
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