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【鉄道小話】鉄道業界に潜む「スミノエ」とは?

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コアな鉄道ファンの方ならご存知だと思いますが、鉄道業界には「スミノエ」というとんでもないモンスターが潜んでいます。「え?スミノエって何?」となる方が多いのは仕方がありません。そんなに表には出て来ない名前だからです。

「スミノエ」って?

今回紹介したいのは2つの「スミノエ」です。それがコチラ。

  • 住江織物
  • 住江工業

初めて聞いたという方が多いのではないでしょうか。しかし、鉄道ファンだけではなく、電車を利用する方、もっと言えば、何かしらの乗り物を利用する方は、この2つのスミノエに高確率で物理的に接することがあるでしょう。で、この2つの会社が何をしているのかと言うと、2社とも座席に関わっています。

 

住江織物

ひとつ目のスミノエは住江織物です。住江織物は大阪市の企業で、カーペットや絨毯、内装材(シート・カーマット・シート表皮材など)を手掛けています。国会議事堂の赤絨毯ありますよね?あれは住江織物特注品です。製品の評価は非常に高く、インテリア業界ではトップシェアを誇ります。

suminoe.co.jp

で、勘の良い人は分かると思いますが、住江織物の製品は電車の内装材(モケット・床材・カーテンなど)にも使用されています。1895年に京都市電に京都市章入りモケットをデザインして以降、国産品の手織りモケットが国鉄で採用されるなど、鉄道黎明期から鉄道業界にも売り込んでいきます。

 

有名なところだと、阪急のゴールデンオリーブのモケットや、新幹線0系のシート地は住江織物が手掛けています。また、サフィール踊り子(E261系)やラビュー(西武001系)、京阪のプレミアムカーや小田急ロマンスカーGSEなど、鉄道各社の特急車両でも採用されており、非常に高い技術力持っていることが容易に想像出来るでしょう。

また、電車だけでなく、自動車やバス、飛行機などの内装材も手掛けており、かなり多くの人が気が付かない間に接しています。住江織物公式ページを見て頂ければ、実績がたくさん載っていますので、そちらをご覧になって下さい。

suminoe.co.jp

 

住江工業

もう一つのスミノエは住江工業です。京都に本社があります。

www.suminoekogyo.co.jp

元々は先ほど紹介した住江織物の子会社として創業しましたした奈良木材工業が源流で、1945年に奈良木材工業は住江製作所に改名します。1954年に住江製作所から独立して住江木工、1983年に住江工業となりました。なので、住江工業は元を辿ると住江織物の子会社となります。

で、何をしている会社かというと、自動車・バス・鉄道・フェリーの座席を作っているメーカーです。住江織物はモケットやシート地でしたが、住江工業は座席そのものですね。住江織物と同じく、多くの人が意識していない間に物理的に接しているのです。

 

鉄道向けの座席はJR東海以外のJR各社が採用、関西大手私鉄は全社が採用しています。関東では、つくばエクスプレスの全車両全座席、東武車両のマルチシート車(TJライナー・THライナーの車両)も住江工業の製品を採用しています。

住江工業さんの公式ページをご覧になると写真付きで見ることが出来ます。

www.suminoekogyo.co.jp

 

編集後記

ちょっと怪しいタイトルにしてみましたが、鉄道業界の「スミノエ」は至る所にいらっしゃいます。座席や床材のメーカーを調べていくとスミノエスミノエスミノエ…みたいな感じですね。ご自身の沿線の交通機関でスミノエが潜んでいるか調べてみてはいかがでしょうか?

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