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【鉄道小話】阪急の通過標識灯はちょっと細かい

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私鉄の車両には通過標識灯というものがあります。デザイン的には「目」に相当する箇所にライトがあります。これ、別に遠くを照らすためのライト(前照灯、ヘッドライト)では無くて、通過するかどうかを区別するためのものなのです。

さて、その通過標識灯ですが、鉄道各社によってライトの点け方が少し異なります。今回取り上げるのは阪急です。阪急のファンであれば必修レベルだと思いますが、阪急の通過標識灯はちょっと細かいのです。

前照灯と通過標識灯の違い

まず前照灯と通過標識灯の違いを簡単に説明します。

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阪急9300系の前照灯と通過標識灯に印をつけてみました。

前照灯、いわゆるヘッドライトというものは、運転手の視認性を向上させるものです。また、外部の人(前照灯を見る人)にとっても、前照灯を装備している物体(車とか電車など)を認識させるための装置でもあります。

 

一方、通過標識灯というのは鉄道における一種のサインです。特急や急行などの優等列車が駅を通過する際に、その列車が駅に停車するか、もしくは通過するかを見分けるためにあります。通過標識灯と言うので、点灯していたら通過、消灯していたら停車と定めている鉄道会社が多いです。

ただし、通過標識灯を装備する義務はありません。大手私鉄では通過標識灯を装備している会社がほとんどですが、首都圏を走るJR東日本のE233やE235などは通過標識灯を装備していません。

本記事で「通過標識灯」と表記してますが、「通過標識灯」は鉄道各社によって「標識灯」「急行灯」「識別灯」など呼び方は様々です。阪急では「標識灯」と呼ばれていますが、本記事では「駅を通過する優等列車が使用する」という意味合いを敢えて明確にするために「通過標識灯」と表記しています。「通過標識灯」の名称について詳しい方がいらっしゃれば是非教えて下さい。

 

阪急の通過標識灯

で、阪急の通過標識灯ですが、ちょっと細かいのです。通過標識灯が両目(2灯)とも点灯している場合、片目(1灯)だけ点灯している場合、消灯(無点灯)している場合の3パターンがあります。

標識灯点灯数 種別
2つ 快速特急、通勤特急、特急、快速急行など
1つ 急行、快速、準急など
なし 普通

特急なので2つ点灯しています。

阪急9300系9409F

筆者撮影:阪急9300系9409F

こちらは急行。急行は1つだけ点灯しています。

Wikipedia:阪急9000系より

こちらは普通。普通は無点灯です。基本的に車両の左側(正面から見たら右側)だけが点灯しています。

Wikipedia:阪急8300系より

 

他の鉄道会社は?

関東の私鉄は優等列車が点灯(両方とも)、普通が無点灯というのが基本です。関西の私鉄は阪急以外だと近鉄が非常に細かい点灯パターンを定めています。

点灯パターン 種別
両方点灯 快速急行以上の速達列車
阪神線内区間準急
正面から見て右のみ 急行、区間急行
阪神線内準急
正面から見て左のみ 準急、区間準急
無点灯 普通
正面から見て両方が赤 回送(入庫時)

 

編集後記

近鉄の写真が無かったので阪急を取り上げてみました。「近鉄の通過標識灯はかなり細かい」というタイトルで誰かが記事を書いて頂ければ嬉しいです。関西の私鉄は細かいこだわりがあるので面白いですね~。

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