「交通局の白い悪魔」と言う名前で親しまれている(?)都営浅草線5300形。歌舞伎役者の5500形の置き換えが進み、2021年2月現在で残り6編成となりました。計画通りに置き換えが進めば、5300形は2022年3月で全て引退となります。
5300形の残存状況
2019年に発表された東京都交通局経営計画では2021年度まで27編成が全て置き換えられる計画となっており、2020年度までは5300形から5500形への置き換えが順調に進んでいます。
編成 | 製造次 | 製造年度 | メーカー |
5313編成 | 4次車 | 1993年度 | 日立製作所製 |
5314編成 | 4次車 | 1993年度 | 日立製作所製 |
5315編成 | 5次車 | 1994年度 | 日本車輌 |
5316編成 | 5次車 | 1994年度 | 日本車輌 |
5319編成 | 5次車 | 1994年度 | 近畿車輛 |
5320編成 | 5次車 | 1994年度 | 近畿車輛 |
5次車からスカートが大型化されており、小型スカートの4次車は残り2編成。5500形はsustinaなので総合車両製作所が一手に製造を引き受けているため、現時点で既に都営浅草線車両のメーカーバリエーションも少なくなっていますね。
2021年度上期は1編成、下期に残りを投入か(5500形)
これまでの5500形のロールアウト状況を見てみると、上期に5500形1編成を投入しており、下期に計画予定の編成を投入しているので、2021年度も大幅な変更が無ければ上期に1編成、下期に残り4編成が投入されることが予想されます。つまり、白い悪魔こと5300形は上期に1編成が引退、下期で残り全ての編成が引退ということになります。
5300形が完全引退=ダイヤ改正?
5500形のスペック的に京急線内の高速化と成田スカイアクセス線運用に就けますが、現在の5500形は5300形の運用をなぞっている状態です。5500形が全て揃えば、都営浅草線車両が京急線内での120km/h運転と成田スカイアクセス線運用に就くことが可能になるので、直通可能車両としては万全の布陣となりますので、京成・京急ともに5500形をフルに活用した新たなダイヤを組むことが出来ます。
編集後記
ここ数日の運用を見てみると、残り6編成は西馬込~泉岳寺を行ったり来たりする運用がメインとなっているので、地上でお見掛けすることはレアになっています。撮り納めはお早めに。
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