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スペーシア「え?私、温泉運ぶんですか?」

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ちょっと面白い記事を見かけたので、たまにはニュース記事を取り上げてみます。個室スペースを有する東武特急のスペーシアが、なんと「温泉のお湯」を運ぶみたいです。

tetsudo-ch.com

新幹線で新鮮な特産品を運ぶという空席の活用はなるほどなと思えるアイデアでしたが、「温泉のお湯」を列車で運ぶのはなかなか斬新だという印象。しかし、現代において斬新なアイデアに見えますが、温泉湯を運ぶというのは、昔から行われていたのです。

温泉湯を運ぶ

江戸時代の「御汲湯」

時は戦国時代。徳川家康が関ヶ原の戦いで勝利し、1603年に征夷大将軍に任命された少し後に遡ります。徳川家康は健康オタクで有名で、お忍びで熱海に湯治に出かけていました。よほど気に入ったのか、7日間も熱海に滞在。そして京都で療養中だった吉川広家に温泉のお湯を送りました。有馬温泉や城崎温泉など、京都の近くには有名な温泉が多くあるにも関わらず、わざわざ熱海から京都まで温泉湯を運ばせたのです。

そして、歴代の江戸幕府は家康と同じように熱海に通ったり、熱海温泉のお湯を運ばせたりしています。江戸幕府4代将軍・徳川家綱の時代からは「御汲湯(おくみゆ)」と呼ばれ、真新しい檜の湯樽に汲み江戸城まで運ばせています。熱海の熱い温泉湯を15時間かけて江戸まで運ばせているうちに、ちょうどいい湯加減になったそうな。

暴れん坊将軍で有名な8代将軍・徳川吉宗の時代になると、船で温泉湯を運ぶようになります。今まで人力(馬も使ってたかもしれませんが)で運んでいたものを船で大量に、何度も運ぶことが可能になりました。

 

現代の温泉運搬

時計の針を現代に進めます。現代では温泉湯を運ぶのはもっぱらトラックです。一度に大量に液体を運ぶとなると、当然、船よりもトラックの方が早いです。汲みたての温泉湯を各地に運ぶ業者も存在します。保温技術が発達しているので、お湯の温度も高いままで遠くに運ぶことも出来ます。

 

何でスペーシアが温泉を運ぶの?

さて、話が少し逸れました。引用元の記事にも書いてますが、スペーシアが鬼怒川温泉のお湯を東京スカイツリーまで運ぶというのは、栃木県のPRの一環です。「とちまるショップ」の観光PRで活用します。温泉湯だけでなく、産地直送野菜もスペーシアが運んでいます。貨物ではなく、空きスペースを活用して試験的に運んだとのこと。

では、何故、スペーシアが温泉を運んだのでしょうか。別に陸路でトラックでも良いと思いますが、コスト対策と話題性の創出だと考えられます。

 

コスト対策

現代では温泉湯をトラックで運ぶのが当たり前になっていますが、もちろん安くはありません。スペーシアの空きスペースを活用して運ぶことで、もちろんタダでは無いと思いますが、トラックよりも安く運べます。また定時性を保ちやすいという副次的なメリットもあります。

 

話題性の創出

今回は試験的に運んだだけなので、何に使われたかは不明ですが、今後の鬼怒川温泉のPR用にスペーシアで運ぶ温泉湯の量を増やして、足湯体験などに使用することが考えられます。「スペーシアが産直温泉した足湯体験!」(プロがもっと惹きつけるようなキャッチコピーを作るはず…)という具合にキャッチコピーを出せば、興味を持つ人が多くなるかもしれません。

 

また、本来、トラックで運んでいる温泉湯をスペーシアで運ぶことで話題性が出るので、本格的にスペーシアで温泉湯を運んだPRを展開すれば、テレビやニュースサイトなどのメディアにも取り上げられやすくなるでしょう。スペーシアで運んだ鬼怒川温泉のお湯を使用したPRが上手くいけば、「ちょっとスペーシア乗って鬼怒川温泉行ってみるか~」というような人が出てきて、東武特急に乗って鬼怒川温泉に行くという需要が増るかもしれません。そうなると、東武・栃木県のどちらにもメリットが出てきます。

 

編集後記

いつ「とちまるショップ」で温泉湯を使った観光PRが本格的に行われるのかはわかりませんが、コロナ禍で鉄道会社と観光地が大ダメージを受けている中、東武・栃木県の双方が少しでも需要回復の話題性となるニュースを打ち出したかったのかもしれません。

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