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社畜ゲートウェイ

京成・京急を中心に取り上げる阪急ファンのブログです。日本一遅い速報を届けます。

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東のスカイライナー、西のラピート

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Wikipedia:京成AE形電車 (2代)、南海50000系電車より

日本の大手私鉄には、よく比較される空港直通の有料特急が2つ存在します。京成電鉄の成田空港直通特急「スカイライナー」、南海電鉄の関西国際空港直通特急「ラピート」です。

スカイライナー(Skyliner)

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Wikipedia:京成AE形電車 (2代)より


京成上野から成田空港間を結ぶ有料の直通特急です。1978年の成田空港(新東京国際空港)開港と同時に運行が開始されました。デビュー時は初代AE形、1990年にAE100形、そして2010年から現在は2代目AE形がスカイライナーの名称を背負っています。

車両:2代目AE形

スカイライナー専用車両として2010年7月にデビューしました。営業運転速度160km/hで走行する、新幹線に次いで日本で2番目に速い車両です。流線形のデザインは、新幹線を髣髴とさせます。2010年にグッドデザイン賞、2011年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。全列車8両編成で、2019年末の時点で9編成が在籍しています。

停車駅

スカイライナー

  • 京成上野
  • 日暮里
  • 空港第2ビル
  • 成田空港

スカイライナー運用の場合、成田スカイアクセス線経由で成田空港まで運行します。日暮里から空港第2ビル間はノンストップ運行しており、京成上野~成田空港を最速41分、日暮里~空港第2ビル間を最速36分で結んでいます。

モーニングライナー・イブニングライナー

  • 京成上野
  • 日暮里
  • 青砥
  • 京成船橋
  • 八千代台
  • 京成佐倉
  • 京成成田
  • 空港第2ビル
  • 成田空港

モーニングライナー・イブニングライナー運用の場合、京成本線経由で成田空港まで運行します。京成本線の主要駅に停車するため、空港旅客よりも通勤客の運輸の色合いが強いです。

JR競合

成田エクスプレス

スカイライナーと同様に成田空港まで有料特急として運行しているのが、JR東日本の成田エクスプレスです。東京駅から成田空港までのノンストップ運行で所要時間は最短約51分と、スカイライナーよりも時間を要しますが、大宮・高尾・大船と発着しており、成田空港までのアクセスとして広範囲をカバーしています。

また、料金もスカイライナーが2,520円に対し、成田エクスプレスは東京から計算すると3,070円のため成田エクスプレスの方が若干高く設定されています。ただし、スカイライナーが上野・日暮里からの乗車に限定されます。

ラピート(rapi:t)

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Wikipedia:南海50000系電車より

南海難波から関西国際空港間を結ぶ有料の直通特急です。1994年の関西国際空港開港と同時に運行が開始されました。デビュー以来、50000系がラピートの名称を背負っています。

ラピートは全席指定の特急列車で、通常の指定席を「レギュラーシート」、ワンランク上の指定席を「スーパーシート」の2クラス制を採用しています*1

また、ラピートは何度もタイアップラッピングを実施しています。

  • 2014年4月~6月:ネオ・ジオン仕様(『機動戦士ガンダムUC』)
  • 2014年9月~2015年8月:ハッピーライナー仕様(LCC航空会社Peach)
  • 2015年11月~2016年5月:「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」号仕様(映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)
  • 2019年3月~:「泉佐野市70周年 × キン肉マン40周年 友情タッグラピート」

車両:南海50000系

ラピート専用車両として1994年9月にデビューしました。ラピートはドイツ語で「速い」という意味です。

デビュー当時はメタリックブルーと類を見ない車両正面からか、奇抜で斬新なデザインとして注目されました。一部の鉄道ファンからは「鉄人28号」の異名で呼ばれています。全列車6両編成で、2019年末時点で6編成が在籍しています。1995年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。

デザインは日本で類を見ない形状と言っても過言ではありません。ラピート公式サイトによると、

力強さと速さを融合させた先頭形状と人間味ある曲線、航空機のイメージから生まれた楕円窓がデザインのポイントです。

特急ラピート|南海電鉄より引用

と謳われています。

関西空港方面4両は普通車指定席「レギュラーシート」、南海難波方面2両は「スーパーシート」で、座席配置がレギュラーシートは2列+2列、スーパーシートは1列+2列です。

尚、2014年には、デビューから20年経過したことによる老朽化対策とイメージアップを目的に、リニューアルを実施しています。

停車駅

ラピートα

  • なんば(南海難波)
  • 新今宮
  • 天下茶屋
  • 泉佐野
  • りんくうタウン
  • 関西空港

ラピートαは南海難波から関西空港までの主要駅に停車し、最速34分で運行しています。平日ラッシュのみの運用で、ラピートβに比べて速達性を重視しています。上り(なんば方面)は平日20時以降、下り(関西空港方面)は平日朝(9時なんば発まで)で運行しています。

デビュー当初は南海難波と関西空港を最速29分でノンストップ運行していましたが、乗客数の低迷のため、2020年現在、ノンストップ運行は廃止されています。しかし、インバウンド需要の増加や、「なにわ筋線」の開業により、ラピート運用に変化が出て来る可能性があります。

ラピートβ

  • なんば(南海難波)
  • 新今宮
  • 天下茶屋
  • 岸和田
  • 泉佐野
  • りんくうタウン
  • 関西空港

ラピートβは南海難波から泉佐野までは特急サザンと同じ停車駅です。平日・土休日の日中に運行されており、ラピートαに比べて利便性を重視していますが、それでも最速40分で運行しています。関西空港か和歌山に向かうかでサザンと棲み分けしていますが、ラピートα同様、今後、インバウンド需要の増加やや、「なにわ筋線」の開業により、ラピート運用に変化が出て来る可能性があります。

JR競合

はるか

ラピートと同様に関西国際空港まで有料特急として運行しているのが、JR西日本の特急はるかです。天王寺から関西空港までのノンストップ運行で所要時間は最短約30分と、ラピートよりも若干早いです。ただし、ラピートは南海難波からの所要時間なので、所要時間はほぼ互角と言えます。

料金はラピートが1,450円に対し、特急はるかは天王寺から計算すると普通車自由席で1,740円、指定席だと2,270円のため、はるかの方が若干高く設定されています。

しかし、はるかの強みは米原から東海道線を経由して京都・新大阪に停車することです。広範囲をカバーしつつ関西空港への運輸が可能と言えます。ラピートは、南海難波からの乗車に限定されます。

JR阪和線(関空快速)

ラピートのもう一つの競合と言えるのが、JR阪和線の関空快速です。天王寺から関西空港までの所要時間は約45分ですが、料金が1,080円のため、ラピートより370円安いです。ラピートと約10分の差がありますが、関西圏では料金が安いことを選ぶ乗客も多いため、はるかよりもラピートの競合としては名高いでしょう。

京成と南海のコラボ

空港アクセスの有料特急を運行する京成と南海ですが、コラボして特得チケットを発売しています。成田空港と関西空港は、都市部からは離れているため、両空港を利用して移動する場合は、「スカイライナー・ラピートどっちも使ってね!お得だから!」という企画きっぷです。

www.keisei.co.jp

www.nankai.co.jp

 

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*1:新幹線で言うところの普通車指定席とグリーン車