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社畜から無職にジョブチェンジしました


もし、セゾンが西武から分離独立してなかったら、HULFTが生まれて無かった説

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西武鉄道と国土計画を中心としたかつての西武グループ。そこから西武百貨店を中心とした流通関係の会社が分離独立し、西武鉄道と国土計画を中心とした西武鉄道グループと、西武百貨店を中心とした西武流通グループが誕生します。

西武流通グループは後にセゾングループと名前を変え、西武鉄道グループとは異なる路線を歩むのですが、このセゾングループのシステム会社が、今のシステム業界には欠かせない、あるシステムを生み出しました。

それは、HULFTです。

 

HULFTとは?

HULFT(ハルフト)とは、ファイル転送を行うためのミドルウェアです。IT業界に携わる人なら、誰でも耳にしたことがあると思います。

「ITに詳しくないよ」と言う人に簡単に説明すると、HULFTというのは、色んなシステムの間でデータをやりとりするために使われています。

例えば、A社のXシステムとB社のYシステムにデータを送る、という場合。

A社のXシステムはWindowsで作られており、B社のLinuxで作られているYシステムに送りたいのですが、何も考えずにXシステムからYシステムにデータを送ると、文字化けだったり、改行コードが一致しなかったりして、受け取る側のB社のYシステムが正常にデータを受け取ることが出来ません。

そこでHULFTの登場です。A社のXシステムで作られるファイルに対し、HULFTを使うことで、B社のYシステムでも正常に受け取れるように変換してくれます(もちろん、インターフェース定義を両者で合意した上で、HULFTで設定する必要はありますが)。

HULFTの役割を簡単に言ってしまえば、異なるシステム同士でデータをやり取りする際に、データの基準がバラバラだと、正常にデータを受け取れないのですが、HULFTを使うことで、正常にデータをやり取りできる、ということです。

 

実はあなたも使っているかも…

実は、HULFTを意識しなくても、多くの人がHULFTで転送されるデータを使っているかもしれません。

何故なら、国内のファイル連携ミドルウェア市場において、HULFTの国内シェア率が79.8%(2019年度)だからです。

例えば、

  • 某大手コンビニのシステムで、HULFTを使って商品のデータを転送している
  • 某大手金融機関のシステムで、HULFTを使って取引データを転送している
  • 某大手流通会社のシステムで、HULFTを使って伝票データを転送している

など、生活していて実感がないかもしれませんが、実は、外部から届いたデータを使って仕事している人たくさんいます。そのHULFTのおかげで仕事が出来ている人が大勢いますし、便利なサービスを受けている人もたくさんいます。

 

HULFTを開発したのは、セゾン

この便利で色んなところに使われているHULFT。セゾン情報システムズが開発および販売しています。

セゾンと言う名前でピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、セゾンは元々、西武グループの一員です。

セゾン情報システムズは、元をたどれば、西武流通グループの、西武百貨店と西友の電算部門です。

西武百貨店は元々、西武鉄道と国土計画を中心とした西武グループの一員でしたが、1971年に西武流通グループとして分離独立しました。

西武流通グループが西武グループ(西武鉄道グループ)から分離して、独自路線に舵を切り、色んな事業を展開しますが、その一つとして、1983年からシステム事業に参入しています。そして、1993年にHULFTが登場します。

もし、西武百貨店が西武流通グループとして分離独立しなかったら、HULFTは登場しなかった、とも考えられます。

 

編集後記

歴史に「もし」は禁物と言われていますが、

もし、堤康次郎が西武鉄道を買収しなかったら…

もし、堤康次郎が女好きじゃなかったら…

もし、堤義明と堤清二の仲が良かったら…

なんてこと考えると、鉄道業界だけにとどまらず、世の中が全く違う景色になっていたでしょう。

今回はHULFTを取り上げましたが、探せばもっと出てくるかもしれません。

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