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京成さん、300億円超の赤字に(2021年3月期決算短信)


 

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2021年4月30日、京成電鉄が2021年3月期(2020年4月~2021年3月末)の決算を発表しています。既に大手メディアや他のブログさんで取り上げているところもありますが、当ブログでは数字だけでなく、グラフ化してみました。

 

300億円超の赤字

京成の決算短信を見てみると、連結経営成績の純利益がマイナス302億8,900万円をたたき出しています。つまり300億円超の赤字です。

鉄道事業の収益・利益に限って言うと、

  • 営業収益:824億2,400万円(2019年度)→496億2,700万円(2020年度)
  • 営業利益:147億4,400万円(2019年度)→-119億8,500万円(2020年度)

となっており、かなりの痛手。利益だけ見ると、267億2,900万円のマイナスです。

他のセグメントの収支を知りたい方は、京成公式のPDFをご覧下さい。

2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 京成公式PDFより

次に、2019年度と2020年度の決算をグラフにして比較してみます。

 

グラフで見てみる京成の決算短信

純利益を前年度と比較してグラフ化してみるとこうなります。

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急転直下とはまさにこのこと。2019年度は約301億円の黒字でしたが、2020年度は前年比で約603億円吹っ飛んで302億円超の赤字に転落しています。

次に鉄道収益にフォーカスしてみます。

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定期利用と定期外利用は社会情勢の変化の中でも、かなり奮闘しています。

2019年度では全体の3割近くを占めていた成田スカイアクセス線の利用が致命傷レベルで激減し、2020年度は全体の1割程度まで減少しています。

 

成田スカイアクセス線がかなりの痛手

京成の鉄道収益の根幹を支えているのは沿線利用と空港輸送の大きな2本の柱です。インバウンド需要を見越して、2020年4月からスカイライナーの青砥駅停車を開始するなど、利便性の向上も実施しています。

しかし、感染拡大防止のために空港利用は大幅に制限されており、成田空港の輸送を担う成田スカイアクセス線は、上記のグラフでもわかるように、2020年度の成田空港利用は、2019年度比マイナス80%以上の結果になっています。

更に、スカイライナーに至っては2019年度比マイナス88%という結果です。2020年5月以降はスカイライナーは一部運休となっており、2021年4月現在も一部運休を継続中です。2019年に1編成を増備して輸送力増強を目指しましたが、結果的に裏目に出ている状態になっています。

 

編集後記

京成がV字回復をするには、成田スカイアクセス線がカギとなることは間違いないのですが、成田空港と運命を共にしているビジネスモデルとなっているので、回復までには時間を要すると考えられます。

ただし、決算短信にも書かれていますが、先行きの見通しが立たないため、業績回復がいつ頃になるのか予測が不可能の状況です。どの鉄道会社も同じですが、空港輸送を担う京成にとっては、長いトンネルから抜け出す日は遠くなりそうです。

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参考資料

2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

2021年4月30日 月次営業概況のお知らせ(速報)

2019年度 月次営業概況のお知らせ