時々、京成金町線を利用するのですが、あまり取り上げられている場面が無いなあと思い、思い切ってちょっとでも京成金町線の紹介をしてみようかなと思います。ご時世的に撮影に出かけるのは躊躇しているため、手元の少ない写真だけでもあげてみます。
京成金町線とは
京成高砂駅から京成金町駅を結ぶ、東京都内にあるローカル線で、京成高砂駅を起点とし、柴又駅、京成金町の3駅で構成されている全線単線の路線です。知る人ぞ知る、と言うほどのマイナーでもありませんが、電車で柴又帝釈天に訪れたことがある人は、必ず利用します。沿線は落ち着いた雰囲気ですが、3駅とも活気があり、通勤通学や柴又帝釈天の観光目的で利用する乗客で賑わっています。
路線データ
- 路線距離:2.5km
- 駅数:3駅(京成高砂-柴又-京成金町)
- 単線(京成高砂~柴又間は複線)
- 最高速度:75km/h
都会の中に3駅2.5kmという短い距離で2編成で運行しています。柴又駅では上り・下りの列車が落ち合います。京成金町~柴又間には直線区間があり、結構速いスピードで駆け抜けます。
京成金町線は京成高砂駅・柴又駅・金町駅の3駅しかないので、案内表示に全駅入りますね。
京成高砂駅の高架ホーム
京成高砂駅には京成金町線専用の高架ホームが存在します。京成高砂駅の改札を利用したことがある人なら、高架ホームの存在をご存じだと思います。高架ホームが出来る前は、京成金町線も現在の京成高砂駅の地上ホームを利用していました。かつては折り返し列車の他に、上野・押上方面への直通列車も存在していました。都会の中、しかも東京で8両や10両など、長い編成以上が当たり前の時代に、4両編成の電車がガタゴトと走っていたのです。
しかし、2010年7月4日を最後に、京成上野と京成金町の直通列車は廃止となりました。2010年7月5日からの京成高砂駅の金町線の専用高架ホームの使用開始に伴い、金町線は京成本線から独立しました。
見通しの良い京成高砂駅の金町線ホームです。地上駅が1~4番線のため、金町線ホームは5番線となっています。京成本線の京成高砂駅到着前の車内放送で、「柴又・金町方面は2階、5番線へお乗り換え下さい。」と案内があります。
こちらは金町線ホームの車止め。その先は壁ですね。京成高砂駅の高架化工事の一環で暫定的に金町線ホームが作られましたが、金町線自体が独立路線となっているので、ここから延長する想定は無いと思います。
2編成で運行
3500形と3600形がそれぞれ1編成ずつ、合計2編成が運用に就いています。2編成とも4両編成で、平日ラッシュ時は10分間隔、平日・土休日の日中は15分間隔で運行しています。「ローカル線だからガラガラなんじゃないの?」と思いますが、結構人が乗っています。日中は柴又帝釈天の観光目的の人が多いです。特に、ラッシュの時間帯は結構混んでますので、到着折り返しに並ばないと座れません。
こちらは京成高砂駅金町線ホームから撮影した京成3500形3524編成。
VVVF化している京成3600形3668編成。京成金町駅から撮影した写真です。京成金町駅からは歩いて1分くらいでJR常磐線の金町駅にたどり着けます。
編集後記
筆者が時々利用している京成金町線を取り上げてみました。柴又帝釈天への観光目的で利用する人だけでなく、通勤通学で利用する人も結構多いです。乗ったことが無い人は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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