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京成3000形、一体型の種別・行先表示器は消去法で採用された?

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京成3000形は、今までの京成車両とは一線を画す新要素を、多く採用しています。そのうちの一つに、前面の種別表示器と行先表示器を一体化したことが挙げられます。京成車両にとっては初めての試みですが、構造上、消去法で採用されたことが考えられます。

 

一体化された種別・行先表示器

京成3700形までは、前面と側面の種別表示器・行先表示器は幕式で、それぞれ独立していました。3700形が登場したのが1991年なので、当時ではどこの鉄道会社でも幕式を採用しているのは普通です。当時、直通先の京急も種別表示器と行先表示器は独立していました。

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京成3000形からは、技術の進歩もあり、種別表示器・行先表示器が一体化した3色LEDを採用しています*1。種別表示器と行先表示器が一体化して、車両前面の上部(顔のおでこ)に設置されたことにより、京成車両で伝統だった、貫通扉の種別表示が消滅しました。

その後、3700形の種別表示器・行先表示器は幕式から3色LEDに(1~5次車)、そして種別にフルカラーLED・行先に白色LEDを採用しています。側面の種別表示器と行先表示器は一体化されていますが、前面の種別表示器と行先表示器は、登場時のまま、独立しています。

 

伝統よりもメリットを優先

側面の種別表示器・行先表示器は、伝統的に一体化していますが(実態としては独立した幕を横に並べている)、3700形以前では、前面の貫通扉に種別表示器を設置し、前面上部に行先表示器を設置しています。

パッと見て一ヶ所で種別と行先が確認出来る方が、視認性が向上しますからね。

 

構造上の問題による、消去法的な採用?

さて本題です。3000形の構造上の理由が、種別・行先表示器の一体化の要因と考えられます。3000形の貫通扉は、正面から見て左側に設置されています。現役の3700形以前の車両と比べると、3700形と3400形は正面から見てやや左、3600形と3500形は中央に貫通扉が設置されています。

仮に、従来の様に、貫通扉に種別表示器、運転台上部に行先表示器を設置した場合、あまりにも離れすぎているという状態になるため、パッとみて分かりにくくなります。

更に、前照灯・通過標識灯・運番表示器の位置との兼ね合いもあります。ちょっとお絵かきしてみました。

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車両中央に種別表示器を設置しようにも、3000形は3700形と比べて運転台が拡大されたので、内側に配線を入れることが難しくなります。無理に埋め込んでも表示器を入れ替えする際に困難になりますし、後退形状で設置した場合の視認性低下の問題など、消去法的に「一体化する」という選択をしたと言えます。

 

編集後記

京成3000形の種別・行先表示器の話だけではありませんが、画期的な技術導入を一歩引いて見てみると、意外なところで妥協していたり、消去法で選択したポイントを発見することが出来ますね。

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*1:後に種別はフルカラーLED、行先は白色LEDに変更