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京成3000形の製造が急務だった理由

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2代目京成3000形は2002年から2019年までの17年間にわたって製造された車両です。最初の7年半で8両編成5本、6両編成24本が製造されています。特に6両編成24本というのは驚きの数字です。その理由は、京成が総力を上げたプロジェクトが「成田スカイアクセス線開業」が控えていたからです。

京成3000形の製造が急務だった理由

京成3000系の製造が急務だった理由は次の3つです。

  • 老朽化車両の置き換え
  • 輸送力向上
  • 成田スカイアクセス線への対応

老朽化車両の置き換えや輸送力向上はどこの鉄道会社も行っていますが、何より、京成が飛躍を遂げるためのプロジェクトである2010年成田スカイアクセス線開業が控えていたからです。

 

老朽化車両の置き換え

京成3000形導入による置き換え対象となった車両は、3200形・3300形と3500形の未更新車です。3200形・3300形は所謂「赤電」と言われるグループです。赤電車両は3700形までに初代3000形・初代3050形・初代3100形・初代3150形が置き換え完了していましたが、3200形と3300形は4両編成で生き残っており、未更新の3500形は劣化が著しく更新できない状態でしたので、早期置き換えが迫っていました。

 

輸送力向上

老朽化車両の置き換えと同時に目標としたのが輸送力向上です。京成本線には登場から35年以上経過した3200形と3300形が普通運用に就いており、しかも4両編成も走っていました。上野・日暮里方面の需要増、そして高齢車両で性能も相対的に低下している3200形と3300形は混雑と遅延を発生させていました。また、成田スカイアクセス線開業に伴い、在来線最速160km/h走行可能なスカイライナー・2代目AE形がスムーズに走行するために、普通運用の車両の性能向上は急務でした。

 

そこで、京成3000形の1次車第2編成から6両編成を大量投入します。京成3000形は2002年~2008年の6年間で6両編成が24本投入され、3200形と3300形の置き換えが完了しています。種別格下の車両を優先的に置き換えることで、成田スカイアクセス線開業前に京成本線の京成上野~高砂の混雑緩和と、成田スカイアクセス線開業後の定期運行性の向上に貢献します。

 

成田スカイアクセス線への対応

さて、混雑と遅延の原因も対処したところで、次は成田スカイアクセス線です。

成田スカイアクセス線を走行する条件として、120km/h走行および非常制動時の停止距離600m以内がありますが、当時これをクリアしているのは、あろうことか京急車両のみ。京成内で成田スカイアクセス線を走行可能な一般車両がなかったわけです。そんなわけで、まずは3700形を成田スカイアクセス線開業前に改造工事を済ませます。そして、2010年7月に開業が迫る中、3000形の成田スカイアクセス線仕様である3000形7次車、いわゆる3050形が2010年6月までに6本製造されました。

 

3000形製造開始から成田スカイアクセス線開業まで約7年半。この間に製造されたのは8両編成5本40両、6両編成24本144両。京成の成田スカイアクセス線開業に向けての本気が伺える時期です。

成田スカイアクセス線開業以降

さて、成田スカイアクセス線開業の後も、せっせと3000形は製造されます。赤電の生き残りは全て置き換えましたが、3500形未更新車が残っています。そして、3600形の置き換えも進められます。成田スカイアクセス線開業以前と比べ、3000形の製造ペースは落ちますが、8両編成12本、6両編成5本が製造されました。京急1000形とほぼ同期車両のため、どっちがいつまで製造されるのかという鉄道ファンの謎の予想もありましたが、2代目3100形の登場に伴い、3000形は製造を終えました。

 

編集後記

2代目京成3000形は成田スカイアクセス線開業という京成の一大プロジェクトを達成するために大量投入されました。成田スカイアクセス線はスカイライナーに目が行きやすいですが、スカイライナーをスムーズに運行させるために、スカイライナー以上に大きな使命を背負った車両と言えるのではないでしょうか。

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