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メスが入らない京急の車番枯渇問題

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京急につきまとっている車番枯渇問題。京急の車番については色んな方が取り上げています。1500形の改番の話や、1000形を製造しすぎて1800番台の採番するなど、それはもう多岐に渡るため、編成表がとんでもない状態っています。しかし、車番が枯渇しているにも関わらず、何故、抜本的な対応を行わないのでしょうか。

車番の更改にはお金がかかる

京急は車番が枯渇していますが、その原因は、直通先である京成・都営浅草線・北総鉄道・千葉ニュータウン鉄道と使用できる形式番号を取り決めているからです。

鉄道事業者 車両形式番号 ハイフン使用形式
京急 3桁
1000番台
2000番台
600形
京成 3000番台 3000形
3100形
都営浅草線 5000番台 5300形
5500形
北総鉄道 7000番台 7500形
千葉ニュータウン鉄道 9000番台 9200形

直通先の事業者はハイフンを付けて車番が枯渇しないようにしています。例えば、京成3000形の場合、次の様にハイフンを付けています。

  1両目 2両目 3両目 4両目 5両目 6両目 7両目 8両目
3001編成 3001-1 3001-2 3001-3 3001-4 3001-5 3001-6 3001-7 3001-8

しかし、現在の京急は600形を除いて、1車両ごとに通番で採番しているため、車番が枯渇してしまいます。廃車になった車番が空けば、すかさずそれを再利用するなどして、何とかやりくりしているのが現状です。

 

システム改修が大掛かりになる

直通先の京成や都営浅草線と同じように、ハイフンを付けて実質的な桁繰り上げを実施すれば解決はしますが、システム改修が大掛かりになります。

「いやいや、桁を1つ増やすだけじゃないか」と言う人がいるかもしれませんが、システム改修を甘く見ています。データベースのテーブル定義を修正すれば済むと思いきや、アプリケーション画面やバッチ処理の改修などが発生します。運行管理システムだけでなく、資産管理システムなどのサブシステムや周辺システムなどにも手を入れる必要が出てくるかもしれません。

 

また、桁を1つ増やしても他の機能に影響が無いか、いわゆる無影響確認テストをする必要があります。そして、汗水垂らして社内での内部テストが完了した後に、またテストが待っています。いわゆる外部連携テストと言われるものです。費用負担は京急持ちです。もちろん、車番を1桁増やすことによって、外部のシステムにも影響するのであれば、外部システムの改修費用は京急が負担することになります。

「京急も車番にハイフン付ければ良いのに…」と気楽に言えないレベルです。ちょちょいのちょいでは終わらないのです。

 

車番枯渇よりも優先するものがある

それよりも、京急としては安全面でお金を使いたいところです。京浜間の爆速過密ダイヤを実現するためには、安全面が第一です。日々の車両メンテナンス・運行機器の保守・保線作業・ホームドア設置…などなど、車番枯渇の対応よりも優先するものが山ほどあります。

で、ぶっちゃけると、車番枯渇というものはそれほど問題ではありません。車番が枯渇しようが頑張って空いている番号を使えば問題無いのです。車番が枯渇しているからという理由でシステム改修しようとすると、お金がかかるだけで、内外の多くの人がメリットを享受することはありません(ほんの少数の人にメリットがあるかもしれませんが、費用対効果を考えると金銭的にはマイナスで終わるだけの可能性が高い)。

例えば、運行システムの大規模な入れ替えがあった時などに、同時に車番の対応も行うのであれば、「ついでに改修」と言うのならまだ分かりますが、車番にスポットを当てて限定的にシステム改修を行うことは恐らくしないでしょう。

 

編集後記

鉄道趣味的には車番枯渇問題というのは沼の部類ですが、鉄道事業者的には、ほいそれと対応できないのが実情。財政的な余裕があっても、人的リソースが不足していると、これまた対応が後回しになる問題の一つです。京急の場合、安全対策に注力しているので、やはり車番枯渇問題はこれからも続くのではないでしょうか。

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