2019年、ドイツのシーメンス社が日本から撤退したニュースは衝撃でした。またどこかの鉄道会社の新車でシーメンス社のドレミファインバーターが聞けるのかなあと思いきや、ドレミファインバーター絶滅危惧種になってしまいました。
現存するドレミファインバーターは…
絶滅危惧種、というか残存のドレミファインバーターは京急1000形1033編成です。1033編成が日本最後になってしまいました。2019年までは3編成ほど残っていましたが、2020年になると1033編成のみ。シーメンス社が日本から撤退してしまった以上、日本でドレミファインバーターを聴くことは1033編成で最後になるかもしれません。関東にお住いの方は、是非とも最後のドレミファインバーターを体験して欲しいと思います。
とは言え、いつどこで1033編成に会えるのか分からないと思いますので、『運用調査』という超有名なサイトさんで確認して1033編成を狙って下さい。
関東の鉄道の運用が日々更新されているサイトです。有志によって更新されており、私も日々重宝しています。
京急1000形1033編成という車両
少しだけ京急1000形1033編成の話をします。2代目京急1000形の2次車にあたります。2次車が8両編成2本製造され、そのうちの1本が1033編成です。2次車自体、1000形1次車と機器構成は同じです。
1次車は、8両編成1本と4両編成1本から、6両編成2本に組み換え可能でしたが、2次車は4両編成の機器構成が異なるため、8両+4両→6両2本にすることが出来ません。2次車4両編成で機器の集約を行ったためです。といっても、編成の組成を変更したりというのは頻繁に起こることはないので、無理に組成変更可能な仕様にしなかったのだと考えられます。
編集後記
最後のドレミファインバーターになるであろう京急1000形1033編成。最後のドレミファ走行とか京急ならやってくれそうな期待がありますが、ご時世的にひっそりと機器更新してしまうのではと思います。ドレミファインバーターが聴けるうちに録音・録画はお早めに。
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