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社畜ゲートウェイ

京成・京急を中心に取り上げる阪急ファンのブログです。日本一遅い速報を届けます。


欲張りセットと化した京急1000形20次車

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待ちに待った?京急1000形20次車が遂にベールを脱ぎました。そして、その気になる内容が京急の欲張りセットになっています。今回は全体的にサクッと総論形式で紹介します。尚、本記事は大人の事情でサムネにねこがいません。

www.keikyu.co.jp

車内設備を一新した新造車両 4両編成2本導入 京浜急行電鉄公式PDF

京急1000形20次車の欲張りセットの全容

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京急電鉄の公式リリースを見ると、今までの京急車両とは一線を画す内容になっています。気になったところをピックアップします。

  • 自動回転式シート
  • トイレ設置とイベント
  • 前面展望復活
  • 車番の採番方法変更

それぞれ解説します。

 

自動回転式シート

自動回転式シート、いわゆるデュアルシートと言われる、ロングシートとクロスシートが転換可能な座席です。近鉄のL/Cカーが導入して以来、東武のTJライナー・THライナーや、西武のS-TRAIN、京王の京王ライナー、東急のQシートなど、いわゆる座席指定サービスを行っている車両で使用されています。

デュアルシート車両はラッシュ時に座席指定サービス列車としてクロスシートで運行し、日中時間帯はロングシートで運行する方法が主たる運用となります。つまり、京急もそれを採用したということです。将来的に、ウィング号の本数増やウィング号12両編成での運行、ウィング・シート対応車両の増加などが考えられます。

1000形20次車では各L/Cの座席にコンセントを設置します。THライナーやS-TRAIN、京王ライナーにもコンセントが設置されているので、先行登場のデュアルシート車両と同等のサービスレベルに合わせて来ています。

 

トイレ設置とイベント活用

1000形20次車ではトイレが設置されます。洋式トイレに加えて男性用トイレも設置するため、かなり大盤振る舞いとなります。そして、トイレ設置によるイベント利用増加も考えられます。トイレとイベントがどう結びつくのかということですが、飲食を伴うイベントや長時間乗車が目的のイベントの場合、トイレは必須となります。

もし、あなたがイベント利用する際に、飲食イベントや長時間のイベントの場合、トイレは気になるところだと思いませんか?例えば、2時間車内にいて、「トイレ無理です」と言うのは厳しいかもしれません。特に女性やご年配の方の場合はトイレが気になると思います。老若男女問わず幅広い人にイベントで活用してもらおうと考えた結果が、今回の1000形20次車になると言えます。

尚、2017年からイベント貸し切り列車の販売を行っています。

www.keikyu.co.jp長時間乗車の際には簡易トイレがついていたイベントもあった様ですが、常設することで、簡易トイレ設置・撤去の手間をかけずにイベント利用してもらおうという目的もあると思います。

 

前面展望復活

20次車で久しぶりの前面展望の復活です。1000形はステンレス車として製造された6次車から乗務員室後方の座席が無くなっています。1000形アルミ車は乗務員室後方に座席を設置していますが、ロングシートのため、座席の復活は1000形アルミ車以来、前面展望は2100形以来となります。

ステンレス車では運転席の後ろにハシゴを設置したことにより、乗務員室が拡大されましたが、座席の設置が無くなりました。加えて、運転席後方窓の小型化に伴い、一部の鉄道ファンからは不評でしたが、1000形ステンレス車の前面展望席の廃止は、安全面を考慮した京急の合理的な設計だと思います。

とは言え、1000形20次車で前面展望が復活したという事は、ハシゴの設置場所を変更して、座席の設置スペースが確保出来る車内設計に変更したと言えます。

 

車番の採番方法変更

鉄道趣味的には気になるポイントかもしれません。車番の採番方法を変更しています。中央貫通扉タイプの1000形は1800番台が採番されていますが、20次車では1891-1~1891-4と言うように、ハイフンを付けています。直通先の都営浅草線5300形・5500形や京成3000形・3100形と同じ採番にしています。20次車以降の1000形や、次形式の車番枯渇問題は解決したと見て良いかもしれません。

尚、以前、当サイトで京急の車番枯渇問題について取り上げました。

www.stellacreate.com

しかし、20次車で採番を変えてくるとは思いませんでした。同形式の中で採番方法が異なるのは非常に珍しく(というか初?)、せめて次の形式で採番方法を変えてくるのが妥当と思いますが、予想の斜め上を行ってくれました。

尚、車番の対応はシステム改修にかかるお金と時間がかかるので、車番のみ限定的にシステム改修は行うことは考えにくいかと。あくまでも個人的な見解ですが、何か大掛かりなシステム改修が水面下で実施されていたと思えます。

 

編集後記

とまあ、欲張りセットで発表された京急1000形20次車ですが、次形式への実験車両の要素が多いと考えられます。敢えて4両編成2本製造にしたのは、1500形置き換えの目的があると思いますが、21次車以降でブラッシュアップして、600形の2回目の更新工事で8両編成のデュアルシート改造、次形式の新造でデュアルシートの本格採用が始まると思います。いずれにせよ、1000形20次車のみでの採用にとどまるというのは、京急のスタンスとしては考えにくいので、次はどんな予想外の車両を製造するのか楽しみです。

余談

今回の京急1000形20次車のリリース、強制的に発表せざるを得ない状況になった感があります。1月20日は終電繰り上げ初日ということで、そちらのアナウンスを重点化すべきと思うのですが、あろうことか、1月20日に新車のプレスを出しています。しかも製造中です。何故こんなことになってしまったのでしょうか。甚だ疑問です。

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デュアルシートについて予想記事を書いてました^^;

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