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京成・京急を中心に取り上げる阪急ファンのブログです。日本一遅い速報を届けます。


京急1000形20次車で車番枯渇問題は解決したのか?

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京急1000形20次車から車番の仕様が変更になりました。「1890-1」と言うように、車番にハイフンをつけて、1編成あたりで使用する車番が1つになったわけです。しかし、これが京急の車番枯渇問題の解決になったと言えるのか、疑問が残ります。

京急1000形20次車からの車番

現状の京急の採番方法

まず、現状の京急の採番方法から見てみましょう。京急は車両1両ずつ、車番を採番しています。例えば、1000形の場合、次の様に車番を採番しています。

←浦賀 品川→ 1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車
1001編成 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008
1009編成 1009 1010 1011 1012 1013 1014 1015 1016

1001編成で1001~1008を採番し、1009編成で1009~1016を採番しています。この様に、1両に4桁の番号を1つ使用しているのが現状の採番方法です。

 

1000形20次車以降の採番方法

次に1000形20次車以降の採番方法を見てみます。末尾にハイフンを使用する形式で、直通先の都営浅草線や京成線の車両で見られる採番方法です。

←浦賀 品川→ 1号車 2号車 3号車 4号車
1891編成 1891-1 1891-2 1891-3 1891-4
1892編成 1892-1 1892-2 1892-3 1892-4

ハイフンを使用して実質的に桁繰り上げを実施しています。つまり5桁の状態です。こうすることで、車番枯渇問題に対応しています。めでたしめでたし。

 

水面下で大規模システム改修が完了した?

以前、当ブログで京急の車番枯渇問題について触れました。

www.stellacreate.com

その記事では、

例えば、運行システムの大規模な入れ替えがあった時などに、同時に車番の対応も行うのであれば、「ついでに改修」と言うのならまだ分かりますが、車番にスポットを当てて限定的にシステム改修を行うことは恐らくしないでしょう。

と述べました。車番が枯渇したところで、費用対効果を考えると、また使いまわせば良いだけなので、喫緊の課題では無いのですが、大規模なシステム改修が入ったことにより、同時に車番に関する部分も改修を入れた可能性があります。めでたしめでたし。

 

実は解決していない可能性

さて、このブログをご存知の方は重々承知していると思いますが、こんなことで話を終わらせるブログではありません。システム改修を行っていない場合を考えてみます。1890番台というのがミソです。

1890番台の謎

京急1000形で貫通扉が中央に設置しているタイプを1800番台としています。20次車も中央に貫通扉が設置されているので、1800番台なのですが、1891-1~4と1892-1~4というように、1890番台を採番しています。既に15次車と16次車で1801~1812が使用されているので、1813以降か、キリの良いところで1820番台や1850番台を使用すれば良いだけの話です。しかし、敢えて1890番台を採番するという部分に疑問が残ります。

 

実は8900番台の可能性

さて、怪しげな見出しが出てきましたね。20次車ですが、実は8900番台ではないかと考えられます。ここで、四直関連の使用可能な車番を見てみましょう。

鉄道事業者 使用可能
形式番号
使用中
形式番号
京急 3桁
1000番台
2000番台
600形(直通可能)
1000形(直通可能*1
1500形(直通可能)
2100形(直通可能*2
京成 3000番台 3000形(直通可能)
3100形(直通可能)
3400形(直通可能)
3500形(直通不可*3
3600形(直通不可*4
都営浅草線 5000番台 5300形(直通可能)
5500形(直通可能)
北総鉄道 7000番台 7300形(直通可能)
7500形(直通可能)
新京成 8000番台 8000形(京成線直通可能)
8800形(京成線直通可能)
8900形(新京成線内のみ)
80000形(新京成線内のみ*5
N800形(京成線直通可能)
千葉ニュータウン鉄道 9000番台 9100形(直通可能)
9200形(直通可能)
9800形(直通可能)

四直と言っているのに、何故か新京成が出てきましたね。四直関連と言っているので間違いではありません。そして、わざわざ8900形を赤太字にしています。ここまで視野を広げてみて分かることがあります。各社局の各車両が直通しているかどうかを見てみると、新京成8900形は京成に直通していない、つまり、8900番台は京成側の運行システムで使用されていない車番と考えられます。

新京成側で8100~8700番台が空いているので、その番号を使用するのも選択肢としてあり得るかもしれませんが、新京成側が京成線直通対応車両を次形式で製造する時に、8100~8700番台を使えなくなります。つまり、1820番台や1850番台を表面上で使用して、裏では8200番台や8500番台を使うと、新京成が困ってしまいます。

 

8900形は営業運転で乗り入れ実績がなく、この先、乗り入れる予定も無いと考えられます。80000形も将来的に直通運転に充当する予定のため、製造から車齢30年近い8900形をわざわざ改造するというメリットが少ないと考えられます。そして、引退ももうしばらく先ですし、次に8900形を新京成が使用するのも、直近であるとは考えにくいです。

そんなわけで、8900番台は新京成内では使用されていますが、8900形は京成線内には直通しないので、京成内で空き番号となるため、京急が使用してもバッティングしないということになります。システム改修でお金と時間を湯水のごとく使うよりも、直通各社で空いている車番を(何とかして)使用すれば、最低コストで押さえられるということです。

 

京急600形も、もしかすると…

京急では過去に600形がハイフンを付けている実績があります。しかし、「表面上ではハイフンがついているだけであって、データ値としては6000番台」という視点で考えてみて下さい。「こいつなんでそんなこと言うんだ?」と思いますが、システム的に表面上の値とデータとしての値は異なることが普通です。そして、数字と記号が混在したキー情報(この場合は車番)を持つと、システム内部での処理(チェック処理とか)が面倒になります。

そして、こう考えてみるのはどうでしょうか。6000番台はどの事業者も使用していません。つまりどの事業者でも使えます。そのため、実は京急が6000番台を使用し、表面上はハイフンを付けて600形と見せている、と。

 

編集後記

ハイフンというのは見かけ上の値で、実質的なデータ値としては、恐らくハイフンというのは使用していない可能性があるという発想、そして、お金と時間の話も考慮しつつ、限界まで考えを巡らせてみると、1890番台は実質的に8900番台なのでは?という考えにたどりついた末路がこの結果です。恐らく、たぶん、もしかしたら、ひょっとしたら、大規模システム改修をしていると思います。そう信じたいですが、京急のことなので、果たしてどうやら…。

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*1:8両編成の一部編成は直通不可

*2:通常運用は泉岳寺まで

*3:過去に直通実績あり

*4:過去に直通実績あり

*5:京成線直通予定あり