2020年5月15日付けのJR東日本のプレスリリースで、京葉線の新駅工事に着手が発表されました。開業は2023年予定とのこと。新駅設置の話は2018年4月20日のプレスリリースにて発表があり、当時は具体的な開業時期は発表されていませんでしたが、今回のプレスリリースで開業年が発表されました。
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JR東日本公式プレスリリース
https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre2005_newstation.pdf
- 京葉線新駅はイオンモール幕張新都心への好アクセス地
- 京葉線新駅は請願駅
- 越谷レイクタウン駅と同じ役割を期待できる?
- 快速停車はあり得るのか?
- 編集後記
- 最近の鉄道情報
- 今後1週間の鉄道イベント(鉄道コムより)
京葉線新駅はイオンモール幕張新都心への好アクセス地
京葉線新駅は海浜幕張駅と新習志野駅の中間あたりに設置されます。JR東日本のプレスリリースだと大まかに中間地点を指しています。若干、イオンモール幕張新都心が海浜幕張側に位置していますが、イオンモール幕張新都心自体は広大で、大体、海浜幕張駅と新習志野駅の中間に位置しています。
イオンモール幕張新都心のアクセスマップを確認すると、両駅の中間からやや海浜幕張寄りですね。
海浜幕張駅からイオンモール幕張新都心への来店バスが出ていますが、休日には来店バスの停留所に行列作っているような状況です。バス待っている間に歩けばいいじゃないかと思いますが、結構距離があります。仕事の都合で、歩いて海浜幕張駅からイオンモール幕張新都心に向かったことがありますが、かなり時間かかりました。そもそも、既存駅に近かったら、わざわざ新駅設置の請願は出しません。
京葉線新駅は請願駅
海浜幕張駅と新習志野駅の中間の新駅設置は、2018年1月に幕張新都心拡大地区新駅設置協議会から要請を受けており、それを踏まえた上で、2018年4月にJR東日本が基本協定書を締結しました。
尚、イオンモール幕張新都心が2013年12月に対して、新駅設置が決まるまで4年5ヶ月、工事着手まで6年半という時間がかかっています。
越谷レイクタウン駅と同じ役割を期待できる?
イオンモールが近くにある、請願駅の越谷レイクタウン駅はイオンレイクタウンがオープンする前に開業しています。ただし、越谷レイクタウン駅はレイクタウンという新しく開かれる街に対して駅を設置したのであって、京葉線新駅は事情が少し異なります。
越谷レイクタウン駅は「街」に対して設置した駅ですので、ショッピングモールの他に相当な数のマンション・住宅もあります。そのため、平日は通勤利用での需要、休日はショッピングモール利用での需要があるので、新駅設置費用に対してペイする計画の見込みが立てれます。
一方、京葉線新駅は人を呼べる施設が、イオンモール幕張新都心くらいしかありません。新たに住宅を建てるにも、イオンモール幕張新都心の周りは倉庫や工場などがあります。なので、越谷レイクタウン駅と同じ役割(平日の通勤利用&休日のショッピングモール利用)と同等の見込みを期待出来るとは思えません。
※あくまでも個人的見解なのであしからず。
快速停車はあり得るのか?
これは予想ですが、快速停車は充分に有り得るでしょう。土日のみ快速停車も考えられますが、海浜幕張がオフィス街なので、アフターシックスの需要を考えると、平日の快速停車も視野に入れる必要があります。
同じ京葉線で、南船橋駅の近くにショッピングセンター「ららぽーとTOKYO-BAY」があります。巨大商業施設が近くに位置する南船橋駅に京葉快速が停車しますので、イオンモール幕張新都心が最寄になる新駅に快速が停車する可能性は高いです。
編集後記
イオンモール幕張新都心がオープンした時に海浜幕張付近の現場に行っていましたが、イオンモール幕張新都心に行くのがとても不便でした。同じことを思っている人も多いと思います。ですが、新駅設置により、イオンモール幕張新都心へのアクセスは向上が見込まれますし、幕張新都心地区の活性化にもつながると思います。
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