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阪急ってどんな鉄道?【超概説】(阪急電鉄開業の日に綴る)

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筆者撮影:阪急1300系1300F

ここ1ヶ月くらいですが、鉄道関係の記事にアクセスが集まっており、多くの方に鉄道記事を読んで頂いています。鉄道関係の記事については、ちょっと難しい概論みたいな内容ばかりでしたので、少し軽めの内容をしたためてみようかと思案したところ、「阪急」がちょうどいいのかなと。それに、今日3月10日は、阪急宝塚線の開業日ですからね。そんなわけで、今回は阪急電鉄の紹介です。

阪急電鉄とは

超概要

大阪梅田をターミナルに、大阪と神戸・宝塚・京都を結ぶ大手私鉄の1つです。箕面有馬電気軌道(1907年設立、1910年3月10日開業)が始まりで、阪神急行電鉄(1918年~1943年)、京阪神急行電鉄(1943年~1973年)と名前を変え、1973年に今の阪急電鉄という名称になりました。そこから、なんやかんやで色々あって(説明すると長くなるので省略)、2005年に阪急ホールディングス傘下、2006年に阪急阪神ホールディングスグループ傘下になり、阪急と長年のライバルであった阪神電鉄と同じグループになりました。

阪急関連で鉄道事業の他に、

  • 阪急百貨店
  • 宝塚歌劇団
  • 東宝
  • 阪急バス

が有名です(阪急阪神東宝グループはかなり巨大なグループなので、もっといろいろあるのですが、有名どころのみで他は割愛します)。

阪急百貨店と宝塚歌劇団は女性には非常に根強い人気を誇ります。映画の製作配給で有名な東宝は「東京宝塚」の略で、元々、演劇や映画の興行のために作られた株式会社東京宝塚劇場という会社でしたが、吸収合併を行い、1943年に社名変更しています。阪急バスは阪急沿線の住民であれば知っていますし、阪急沿線に観光に来て、阪急バスを利用したことがある人も多いと思います。

阪急の印象

阪急は鉄道ファンなら超有名な電車ですが、阪急は鉄道ファン以外の人も魅了するアピールポイントを持っています。筆者は阪急沿線出身で、鉄道ファン・鉄道ファン以外から阪急の魅力について色々と聞いています。「阪急ってどんな電車?」と聞いたら、多くの人から下記の様な回答を頂きます。

  • マルーン(全部同じ色!)
  • 高級感のある車内(マホガニー材の木目壁・ゴールデンオリーブのふかふかな椅子)
  • 巨大ターミナルの梅田駅(頭端式ホーム10面9線は日本最大)

ほぼこの3つに集約されています。他にも、

  • 車掌さんのアナウンス(車内放送)が丁寧
  • ドアが閉まる時に駅員さんがお辞儀してくれる
  • 迫力ある新淀川橋梁の3並走

などなど、魅力は人それぞれ色々あるみたいです(筆者的には全て魅力ですが!)。

路線概要

大阪梅田駅をターミナルとして、神戸本線・宝塚本線・京都本線の3つの本線と、6つの支線を持っています。

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筆者作成:阪急各路線データ

本線(基幹路線)が3つもあるのは、大手私鉄ではなかなか無いと思います。関西圏の各私鉄を見てみると、

京阪電気鉄道(京阪):京阪本線

阪神電気鉄道(阪神):本線

南海電気鉄道(南海):南海本線・高野線

近畿日本鉄道(近鉄):いっぱい(!)

となっており、近鉄は規格外として、京阪・阪神・南海ともに阪急より基幹路線は少ないです。近鉄は整理するのが難しいので別の機会に紹介します(複雑すぎる…)。

阪急の路線展開を関東圏で例えると、東京から埼玉・千葉・神奈川(川崎~横浜)に路線を展開しているという感じでしょうか。地理的な要素を含めると東京で例えるのが微妙ではありますが、ターミナルから3方面に伸びて、それぞれ需要が大きい路線を持っているのが阪急です。

神戸本線

大阪梅田と神戸三宮を結ぶ、阪急の基幹路線です。阪急神戸線沿線は高級住宅街が多いと有名です。阪神本線・JR神戸線と競合しており、大阪~神戸間の鉄道は関西屈指の激戦区と言えます。とはいえ、阪神は阪急阪神グループなので、長年争ってはいましたが、今は共存共栄という道を歩んでいます。

鉄道ファンの間では西宮北口駅のダイヤモンドクロスが有名でしたが、神戸本線を横切る格好になっていた今津線が南北に分断され、ダイヤモンドクロスは消滅しています。ダイヤモンドクロス自体は消滅しましたが、阪急西宮ガーデンズ北側の「高松ひなた緑地」にレールの実物が保存されています。

宝塚本線

大阪梅田と宝塚を結ぶ、阪急の基幹路線です。阪急開業以来の路線であり、日本の私鉄のモデルケースになった路線と言えます。宝塚本線は大阪~神戸、大阪~京都というようなインターアーバンとして出発したわけでなく、開業当初は何にもないところを走っており「ミミズ電車」と皮肉を言われていましたが、当時の箕面有馬電気軌道の専務・小林一三(のちの社長)は住宅地や娯楽施設を作り、沿線開発に力を入れ、乗客の獲得に成功しました。この手法は私鉄各社で取り入れられ、有名なところでは東京急行電鉄(東急)の五島慶太が小林一三の宝塚本線の沿線開発や、ターミナル駅の百貨店設置を模倣しています。

京都本線

大阪梅田と京都河原町(京都四条)を結ぶ、阪急の基幹路線です。元々、京阪が新京阪鉄道によって建設された路線で、戦時中に阪急と京阪が合併し、戦後、再分離する際に、新京阪鉄道の路線は阪急に残り、阪急京都本線になりました。

競合するのはJR京都線です(東海道新幹線も並走しますが、新幹線は大阪から名古屋・横浜・東京と言った都市圏輸送を目的とするため競合とは言い難いです)。JR京都線は新快速が運行しているため、京都までの時間は圧倒的にJRに軍配があがりますが、京都の繁華街の四条や京都屈指の観光地である嵐山までのアクセスを考慮すると、阪急京都本線の利用もかなり多いです。

近年、目的地輸送だけではなく、阪急京都線は「京とれいん」「雅洛」と言った観光客向けの列車を土休日に運行しており、観光用列車にも力を入れています。

編集後記

阪急の記事にした理由としては、筆者が阪急沿線で生まれ育った(新幹線が実家の目の前走ってますが!)ので、非常に親しみがあり、成人した今でも、阪急の凄さと言うのを改めて感じています。少しでも阪急の良さを多くの人に感じて頂ければと思います。今回は阪急全体の概要ということで執筆しましたので、今後は各路線の特徴などを中心とした記事も執筆する予定です。

 

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