京阪9000系と京急600形。どちらも優秀で、今現在も最前線で頑張っている車両ですが、デビュー時の様相はどちらもインパクトがあり、時代に一石を投じたものでした。トリッキー過ぎる機構を共通して備えていたため、時の流れと共に消え去りましたが、京阪9000…
京急600形は京急のバルーンフェイスの始祖、通勤型車両でありながらオールクロスシート、ツイングルシートというトリッキーな機構を備えた車両として話題を呼びました。現在はオールクロスシート化され、京急線内だけではく、直通先の都営浅草線や京成線、そ…
京急1000形というのは製造する度に新しい何かを提供します。京急らしいと言えば京急らしいのですが、その中でも群を抜いて京急らしさ全開になったのが、京急1000形15次車です。
緊急事態宣言再発令に伴い、京急でも色々と対策を講じていますが、ウィング・シートもひっそりと休止されています。感染拡大防止対策の一環として講じたものと思いますが、何故かおトクなきっぷは継続して発売しているという、ちょっと不思議なことが起きて…
成田湯川駅。成田スカイアクセス線の駅の一つで、スカイライナーが160km/hで通過することで有名なスポットです。この成田湯川駅、なんとアクセス特急でさえも停車します。アクセス特急が停車するからさぞかし重要な駅なんだろうということで、実際に行ってき…
京急につきまとっている車番枯渇問題。京急の車番については色んな方が取り上げています。1500形の改番の話や、1000形を製造しすぎて1800番台の採番するなど、それはもう多岐に渡るため、編成表がとんでもない状態っています。しかし、車番が枯渇しているに…
「成田空港へ最短36分!」というキャッチフレーズのもと、在来線最速のスカイライナーを擁し、成田空港へのアクセスの牙城を誇る京成電鉄。成田スカイアクセス線の開業以来、京成電鉄は右肩上がりの好調を維持していましたが、新型コロナの影響もあり、利用…
京成の2020年大晦日終夜運転は中止になりましたが、2021年元日からは例年通り、1月中の土休日ダイヤの日にシティーライナー・成田山開運号が運行されています。
2021年の四直(京成・京急・都営浅草線・北総鉄道)の予定は、明るいニュースよりも寂しい(?)ニュースの方が目立ちそうです。というのも、車両の経年に伴う機器更新工事と置き換えが迫るので、寂しいニュースは避けられません。
京急1000形は2002年から2020年現在、18年という長期間に渡って製造されています。この京急1000形、18年の歳月を経て新技術の導入と改良を重ねつつ製造を続けているため、顔や側面のデザイン・機器構成・車内構造などがバリエーション豊かになっています。そ…
阪急唯一の観光特急である「京とれいん」。6300系の「京とれいん」と7000系の「京とれいん雅洛」の2種類が6両編成で運用に就いており、車内は京都の趣のあるコンセプトに仕上がっています。 この京とれいん、阪急以外の鉄道会社であれば予約&特別料金が必…
2020年は激動の年といっても過言ではありません。感染症の大流行、それに伴う東京オリンピックの中止など、世界的に大きく変化を求められた1年だったのではないでしょうか。そして、京成電鉄でも毎年恒例になっていた列車が、2020年に限っては幻となってしま…
京成金町線には3500形と3600形が運用に就いています。3500形は柔軟な編成を組めることから、延命を繰り返す方法もありますが、いずれは引退します。3600形も然りで、製造から30年以上経過しているため、こちらも延命を繰り返してもいずれは引退です。そうな…
京急1000形はアルミ車とステンレス車で前面形状の様相が異なります。アルミ車は600形以降のバルーンフェイスと呼ばれる意匠を踏襲していますが、ステンレス車はワイパーカバーの撤去や塗装が大きく変わった点ですが、フロントガラスの分割枚数にも差異が見ら…
2020年12月9日、新型コロナ感染拡大に伴い、四直の京成・京急は終夜運転の取りやめを発表しています。国土交通省及び東京都の要請に基づくもので、首都圏のJR・私鉄各社が終夜運転を一斉に取りやめたものとなります。
鉄道ファンであれば一度は経験してみたい、車両基地の目の前に住むこと。私は社会人になってから、一時期だけ、車両基地の目の前に住んだ経験があります。結論から言うと、三ヶ月で引っ越しました。 実際に住んでみてメリットがあったのですが、それを遥かに…
阪急の先頭車両にある種別と行先の表示。この表示幕、9000系・9300系以降の車両は全て大型の表示幕・LED表示器を採用していますが、8000系(8200系含む)・8300系以前に製造された車両には、2つの種類が存在します。細い表示幕と大型の表示幕です。いったい…
京急が2020年末~2021年始の臨時ダイヤ運行を発表しました。川崎大師のある京急大師線や、品川から横浜方面へ終夜運転が毎年恒例ですが、今年はなんと、三が日での12両編成での運行も予定しています。
阪急7300系。1982年に登場した、阪急7000系の京都線仕様の車両です。1980年に製造された7000系とほぼ同じ仕様ですが、7300系の方が製造時期が少し後になったことで、少しだけレベルアップして登場しています。 さて、そんな7300系ですが、登場時から現在まで…
2020年12月8日、京阪電鉄の公式リリースで、5000系誕生50周年イベントの開催が発表されました。その中で、5000系の5扉運用を2021年1月29日で終了とすることも発表されており、日本初の5扉車は、半世紀の時を経て、遂に5扉運用の終焉を迎えることになりました…
2020年末から2021年始にかけて、京成は今年も、臨時ダイヤとシティーライナー特別運行を予定しています。新型コロナ感染拡大防止の影響でどうなるか気になるところでしたが、どうやら、例年通りに実施されるみたいです。 【2020年12月9日追記】 終夜運転の中…
京成3700形は1991年に登場し、ちょっとずつ姿を変えながら2002年まで製造されました。この京成3700形ですが、6次車で大幅な変更が行われ、顔が変わってしまいました。後に製造される3000形や3100形の顔に大きな影響を与えました。
京急1000形のステンレス車両は2020年現在も絶賛製造中ですが、ステンレス車登場時は「京急っぽくない」とか何とか言われてました。それから、何故か京急は「京急らしさ」を追求する長い旅を始めました。
鉄道車両のスカートのデザインって、みなさんはどんなイメージでしょうか?白?グレーっぽい?通勤車両の場合、だいたいのスカートの色は単色で、無駄のないシンプルな形状をイメージする人が多いと思います。特急車両はちょっとおめかしして、車体カラーで…
京成3500形は京成車両の近代化において大きく貢献しました。初の冷房化車両であり、初のステンレス車両です。3500形以降の車両はもちろん冷房化が大前提です。京成車両は時が進むにつれて、その姿を変えつつも、ステンレス車両は現在の京成車両のスタンダー…
京成3500形は1972年から10年間に渡って製造された車両です。輸送力アップのため青電の置き換えとして製造されました。この3500形では、京成初となるステンレス車両としてデビューします。しかし、このステンレス車両、ある課題をクリアするために採用された…
今から4か月ほど前、2020年7月30日に東武鉄道から発表された『「東武グループ中期経営計画 2017~2020」の終了について』について、記憶に残っている方が多いと思います。 「東武グループ中期経営計画 2017~2020」の終了について.pdf 「東武グループ中期経…
2代目京急1000形。2020年現在も製造が続いており、京急最大勢力の車両数を誇ります。ステンレス車両の1000形6次車から色々とネタ的に取り上げられていますが、運用範囲が広く、京急線内だけでなく、直通先の都営浅草線や京成線、そして成田スカイアクセス線…
京成3000形は2002年から製造され、成田スカイアクセス線開業前までは6両編成を大量投入、成田スカイアクセス線開業以降も8両編成を投入し、京成車両の最大勢力に君臨しています。その功績は大きく、京成上野~京成高砂の混雑解消に寄与した6両編成、成田スカ…
2代目京成3000形は2002年から2019年までの17年間にわたって製造された車両です。最初の7年半で8両編成5本、6両編成24本が製造されています。特に6両編成24本というのは驚きの数字です。その理由は、京成が総力を上げたプロジェクトが「成田スカイアクセス線…